高齢者が生きがいを持って生活すること

離れた故郷に一人親を持つ子供世代の私たちにとって、「今何をしているのだろうか。」「どんな生活を送っているのだろうか。」「人との繋がりはあるのだろうか。」と、親がどのように生活を送っているか気になるものです。

生き生きと生活してほしい、そう願う子供世代の方々へ、「生きがい」とは何か、「生きがい」を持つと人はどう変わるのか、一緒に考えてみましょう。

生きがいをもって生活するということ。


「あなたの生きがいは何ですか?」

と急に質問されたら、返答に困る方が多いのではないでしょうか。おそらく知らない間、一日の中に自分にとって価値のある事(生きがい的な行い)が含まれているからでしょうか。だから答えを探すのに時間がかかってしまう。

仕事をすること。家族と御飯を食べること。風呂に入ること。好きなレコードを聴くこと。パートナーと会話をすること。ビールをグラスで飲むこと。思えばとても大事で楽しかったり、時には切ないような、何とも掴みどころがないのが、「生きがい」のように思えます。

ただ普通の生活を送ることに、ある程度の充実感を得ながら送れています。それは生きがいを持って、日々不自由なく生活できているからではないでしょうか。

自分にとって大事なこと、好きなこと、切ないけどやりたい事を行い日々過ごしている。感情が落ち着かないこともありますが、それが生きがいをもって生きるということのように思います。

生きがいや希望をもつ人、もっていない人の違い?

私は作業療法士というリハビリの専門職で働いています。現場は通所リハビリ(介護保険サービス)で家から通われてくる方々に関わらせていただいています。初めてサービスを利用される方には「変な質問ですがあなたの趣味や生き甲斐等はありますか?」といった質問を必ずします。

大体の返答が「特にないです」「この身体ではね、なにもできないよ」と答える方が多いです。そういった方のデイの様子や生活の傾向を見ていると、基本的には受動的な姿勢で自ら進んで発信することなく、おとなしい様子が伺えました。ただそれが悪いというわけではありません。

しかし一方では、「ショッピングモールで買い物がしたいから、ある程度歩けるようになりたい」や「両肩人工骨で両足もうまく動かないけど、散歩はしたいし、出来る範囲の家の家事も手伝いたいから、なんとかしてくれ!」 といった明確な目標や希望をもってサービスの利用が開始となる方にも時々出会います。

そういった希望を持っている方は、よく質問されてきます。家でどんな体操をすればいいのか?どこの部分がわるいのか?など自主練習も積極的に行っています。自発的な動きが非常に多く生活でも前者に比べて活動範囲が広い印象を持ちます。

そして、そのような希望や意思がある方は、自分のやりたい事に向けて日々忙しく、又楽しそうに生きているのです。

離れて暮らす、親のために、私ができること。
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