利用規約

第1条 運営主体と利⽤規約の適⽤

  • 「 Tayory 」(以下「本サービス」という。)は、特定⾮営利活動法⼈ソンリッサ(以下「当法⼈」という。)によって運営されている⾼齢者が抱える孤独感や寂しさという課題を解決し、活き活きと笑顔で⾃分の役割を持ち、活動的な状態になるようにサポートするサービス(以下「本サービス」とする)です。

  • 当規約は本サービスを利⽤する際の⼀切に適⽤するものとします。

第 2 条 ⽤語の定義

本規約における⽤語の定義は、別途定めるものを除いて、次の各号の通りとします。

  • 「利⽤契約」とは、当法⼈から本サービスの提供を受けるための契約をいいます。

  • 「申込者」とは、当法⼈と利⽤契約を締結している個⼈・法⼈をいいます。

  • 「利⽤者」とは、利⽤契約に定められた期間に本サービスにおいて訪問・ビデオ通話・電話を利⽤する個⼈をいいます。

  • 「連絡者」とは、本サービス利⽤者の状況を、当法⼈からレポートにて連絡する個⼈・法⼈をいいます。

  • 「まごマネージャー」とは、本サービスにより利⽤者に対して訪問・ビデオ通話・電話を実施するスタッフのことをいいます。

第3条 本サービスの内容

本サービスの内容は、次の各号の内、別途契約書にて定めるとおりとします。

  • ご利⽤者様に訪問、電話、またはビデオ通話サービス別途定める、サービス実施要項に基づき、利⽤者の⾃宅に、独⾃の研修を受けた若く気さくなまごマネージャーが伺い、定期的に会話や趣味などを通して、その⼈の想いを引き出し、⽇々の役割や⽣きがいにつなげます。訪問、電話、ビデオ通話のいずれかで、関わります。

  • ご契約者様にお便りレポートの報告サービスの連絡者には、ご利⽤者様の⼼⾝の健康状態や、⽇常⽣活の変化などのご家族が定期的に知りたい質問項⽬を選択していただき、詳細なお便りレポートでご報告します。

【本サービス内容に関わる注意事項】

  • まごマネージャーが利⽤者に対して訪問をし、10分間待機したにもかかわらず、利⽤者と⾯会できなかった場合は、連絡者にはその旨報告するとともに、本サービスを1回実施したと扱うものとします。

  • まごマネージャーが利⽤者に対してビデオ通話を5分おきに3回以上連続して試みたにもかかわらず、利⽤者がビデオ通話に出ない場合には、連絡者にはその旨報告するとともに、本サービスを1回実施したと扱うものとします。

  • まごマネージャーが利⽤者に対して電話を5分おきに3回以上連続して試みたにもかかわらず、利⽤者が電話に出ない場合には、連絡者にはその旨報告するとともに、本サービスを1回実施したと扱うものとします。

  • 利⽤者との事前打ち合わせの結果や利⽤期間中の利⽤者の予定等により、本サービスの回数が事前に合意した頻度以下に減じることがあり得るものとします。

  • 担当するまごマネージャーは、当法⼈が指定するものとし、申込者、利⽤者、連絡者からの変更のお申し出には原則としてお応えできませんが、変更させていただく場合もございます。

  • 利⽤者からまごマネージャーへ直接連絡を⾏うことは原則として受け付けておりません。

第4条 内容等の変更

当法⼈は、申込者、利⽤者、連絡者への事前の通知なく本サービスの内容、名称または仕様を変更することがあります。ただし、本サービスの内容等を変更する場合は、メールおよびホームページ上に掲⽰するものとします。

第5条 当法⼈の営業時間

当法⼈の営業⽇は年末年始および当法⼈の定める休⽇を除く⽇とします。

第6条 費⽤

  • 申込者は当法⼈が定める⼊会⾦及び⽉額利⽤料を⽀払うものとします。

  • ⼊会⾦は契約時に⽀払うものとし、⽉額利⽤料は1ヶ⽉分の前払いとします。

  • 申込者は⼊会⾦、⽉額利⽤料その他申込者が負担する費⽤等を、当法⼈が指定した⾦融機関⼝座に指定⽇までに⽀払うか、弊社指定の⽅法でクレジットカード決済、コンビニ決済を⾏うものとします。

  • 申込者は当法⼈の指定に従い、⼝座振替を設定し⽉額料⾦を毎⽉⼝座から引き落とすか、弊社指定の⽅法でクレジットカード決済を⾏うまたはコンビニ決済を⾏うものとします。

  • 当法⼈は1ヶ⽉分の⽉額利⽤が終了する5⽇前までに当⽉分の⽉額利⽤料の払い込みの⼊⾦が確認できない場合は、未払いの使⽤料の⼊⾦が確認されるまで翌⽉以降のサービス停⽌を⾏う場合があります。

第7条 契約の申込および契約の成⽴

  • 本サービスの利⽤を希望する場合、申込者は、本規約および提供内容を理解の上、当法⼈所定の⽅法により、申込を⾏うものとします。

  • 申込者は、申込を⾏うことにより本規約および提供内容等を承諾したものとみなします。当法⼈が申し込みを受諾し申込者に対して利⽤を認める通知をしたときに、利⽤契約が成⽴します。

  • 万⼀、初期設定料および⽉額利⽤料の⽀払いが遅滞している場合でも、利⽤契約は⾃動的に解約されません。

  • 当法⼈は、申込者からお申し込みがあった場合でも、当法⼈の判断に基づきサービスの提供をお断りすることがあります。また、申込者が次の各号のいずれかに該当すると判断した場合には、利⽤契約の申込を承諾しないことがあります。

    • 申込内容に虚偽の事項が含まれていた場合

    • 過去に、本サービス利⽤を停⽌されていたことが判明した場合

    • その他当法⼈の業務の遂⾏上または技術上⽀障があると当法⼈が判断した場合

第8条 契約期間

本契約の期間は、本契約が成⽴した⽇から1年間とします。ただし、申込者が本契約の期間満了⽇前までに第10条に定める契約解除の申請を⾏わない場合、本契約は同⼀の条件で1年間延⻑されるものとし、以降も同様とします。

第9条 変更の届出

申込者、利⽤者、連絡者の当法⼈への届出内容に変更があった場合は、申込者は当法⼈に変更の連絡を⾏うものとします。

第10条 本サービス提供⽇時の変更

  • 当法⼈との間で設定したサービス提供時間を変更する場合は、原則として2週間前までに担当まごマネージャーと確認の上⾏います。但し、必ずご希望の時間帯に変更できることを確約するものではありません。

  • 当法⼈の都合により、サービスの提供⽇時の変更をお願いすることがあります。

第11条 契約解除の申請

  • 申込者が利⽤契約を解除する場合は、当法⼈所定の⽅法により、原則として、申込者本⼈より当法⼈に契約解除の⽉の前⽉8⽇までに届出るものとします。

  • 当法⼈は、前項の契約解除の⽉の末⽇をもって利⽤契約は終了します。

  • 前項により契約が終了する場合、利⽤⽉の⽉額利⽤料の払い戻しは⾏いません。

第12条 プランの変更

  • 申込者がプランの変更を⾏う場合は、当法⼈所定の⽅法により、原則として、申込者本⼈より当法⼈にプラン変更⽉の前⽉8⽇までに届出るものとします。

  • 当法⼈は、前項のプランの変更⽉よりプランを変更します。

第13条 申込者、利⽤者、連絡者の禁⽌⾏為

申込者、利⽤者、連絡者は本サービスを利⽤するにあたり、以下の⾏為を⾏わないものとします。

  • 本サービスの提供を受ける権利を当法⼈の事前の承認なく第三者に提供する⾏為

  • 他の申込者、利⽤者、連絡者または第三者もしくは当法⼈の法的権利またはその他の権利を侵害する⾏為、および侵害するおそれのある⾏為特に、当法⼈による事前の書⾯による承諾を得ずに、本サービスにより作成されたメール、報告書等の成果物(中間で作成された⼀切のものを含む)の全部あるいは⼀部および複製物を無断で、利⽤、変更、または第三者に譲渡する⾏為。

  • 本サービスにより発⽣する当法⼈の著作権を侵害する⾏為

  • 他の申込者、利⽤者、連絡者または第三者もしくは当法⼈、まごマネージャーまたは本サービスを誹謗中傷し、その名誉もしくは社会的信⽤を毀損する⾏為、不利益または損害を与える⾏為、および与えるおそれのある⾏為

  • 公序良俗に反する⾏為、またはそのおそれのある⾏為、犯罪的⾏為、または犯罪的⾏為に結び付く⾏為、もしくはそのおそれのある⾏為、その他法令に違反するもの、違反のおそれのある⾏為

  • 本サービスの運営を妨げる⾏為等、当法⼈が不適切と判断する⾏為

第14条 サービスの中断

  • 当法⼈は、以下のいずれかの事由が⽣じた場合には、⼀時的に本サービスの全部または⼀部の提供を中断することがあります。この場合、本サービスを中断した期間に関する⽉額利⽤料は中断された期間に応じて翌⽉以降の利⽤料に繰り越すものとします。本サービスの中断は、事前にオンライン上での告知に努めますが、緊急時はこの限りではありません。

    • 本サービス⽤設備のメンテナンス、障害に対する復旧作業等を⾏う場合

    • ⽕災、停電等により本サービスの提供ができなくなった場合

    • 地震、噴⽕、洪⽔、津波等の天災による不可抗⼒により、本サービスの提供ができなくなった場合

    • 戦争、動乱、暴動、騒乱等により本サービスの提供ができなくなった場合

    • 利⽤者の体調変化等により本サービスの提供が困難になった場合

    • その他、当法⼈が本サービスの⼀時的な中断が必要と合理的に判断した場合

  • 当法⼈は、前項各号のいずれか、またはその他の事由により本サービスの全部または⼀部の提供に遅延または中断が発⽣しても、これに起因する申込者、利⽤者、連絡者または第三者が被った損害に関し、原則として、⼀切責任を負いません。

第15条 サービスの終了

  • 当法⼈は、営業上、技術上等の理由により、本サービスの全部または⼀部の提供を終了することがあります。

  • 当法⼈は、本サービスの⼀部の提供を終了する場合は、第4条内容等の変更と同様に本サービスの内容変更として取り扱います。

第16条 利⽤契約の強制解除

  • 申込者、利⽤者、連絡者が以下のいずれかに該当する場合は、当法⼈は当該者に事前になんら通知または催告することなく、強制的に利⽤契約を解除できるものとします。この場合、既にお⽀払いいただいている⽉額利⽤料その他の料⾦の払い戻しはしません。

    • 第13条禁⽌⾏為のいずれかに該当することが判明した場合

    • 暴⼒団⼜は暴⼒団関係者と社会的に⾮難されるべき関係を有していることが明らかになった場合

    • その他、当法⼈が不適当と判断した場合

    • 前項によって、当法⼈が損害を被った場合、当法⼈は利⽤契約の強制解除の有無にかかわりなく、当該者(利⽤契約を解約された者を含みます。)に対し被った損害の賠償を請求できるものとします。

    • 申込者、利⽤者、連絡者は、当法⼈が強制的に利⽤契約の解除を講じた場合、当該措置に起因する結果に関し当法⼈を免責するものとします。

第17条 連絡または通知

当法⼈からの、申込者、利⽤者、連絡者に対する連絡は、ホームページの本サービス掲載ページ上における掲⽰または提供されているメールアドレスに対する電⼦メールによる通知、その他当法⼈が適切と判断する、提供されている連絡先への通知または連絡を⾏います。申込者、利⽤者、連絡者が正確な連絡先を提供していないことにより、申込者、利⽤者、連絡者が当法⼈によるサービス等を受領できないなどの不利益を受けても、当法⼈は⼀切責任を負いません。


第18条 当法⼈及びまごマネージャーの義務

  • 当法⼈及びまごマネージャーは、サービスの提供にあたって契約者の⽣命、⾝体、財産の安全の確保に配慮するものとします。

  • 当法⼈は、サービス実施⽇において、まごマネージャーにより契約者の体調・健康状態からみて必要な場合には、契約者⼜はその家族等からの聴取・確認の上で本サービスを実施するものとします。

  • 当法⼈は、サービスの提供にあたって、緊急時の連絡先として主治医を確認するなど、医師・医療機関への連絡体制の確保に努めるものとします。

  • 当法⼈はサービスの提供にあたって感染症対策に関するマニュアルを別途定めるものとし、当法⼈及びまごマネージャーはこれを遵守します。

第19条 まごマネージャーの禁⽌⾏為

まごマネージャーは、契約者に対するサービスの提供にあたって、次の各号に該当する⾏為を⾏いません。

  • 医療⾏為または⾝体介護

  • 契約者もしくはその家族等からの⾦銭⼜は⾼価な物品の授受

  • 契約者の家族等に対するサービスの提供

  • 飲酒及び契約者もしくはその家族等の同意なしに⾏う喫煙

  • 契約者もしくはその家族等に対して⾏う宗教活動、政治活動

  • その他契約者もしくはその家族等に⾏う迷惑⾏為

第20条 損害賠償責任

  • 当法⼈は、本規約に基づくサービスの実施に伴って、⾃⼰の責に帰すべき事由により契約者に⽣じた損害について賠償する責任を負います。第23条個⼈情報に定める個⼈情報保護⽅針に反した場合も同様とします。但し、契約者に故意⼜は過失が認められる場合には、契約者の置かれた⼼⾝の状況を斟酌して相当と認められる時に限り、損害賠償額を減じることができるものとします。

  • 当法⼈は、前項の損害賠償責任を速やかに履⾏するものとします。

第21条 損害賠償がなされない場合

当法⼈は、⾃⼰の責に帰すべき事由がない限り、損害賠償責任を負いません。とりわけ以下の各号に該当する場合には、当法⼈は損害賠償責任を免れます。

  • 契約者が、契約締結時にその⼼⾝の状況及び病歴等の重要事項について故意にこれを告げず、⼜は不実の告知を⾏ったことにもっぱら起因して損害が発⽣した場合

  • 契約者が、サービスの実施のため必要な事項に関する聴取・確認に対して故意にこれを告げず、⼜は不実の告知を⾏ったことにもっぱら起因して損害が発⽣した場合

  • 契約者の急激な体調の変化等、当法⼈が実施したサービスを原因としない事由にもっぱら起因して損害が発⽣した場合

  • 契約者が、当法⼈及びまごマネージャーの指⽰・依頼に反して⾏った⾏為にもっぱら起因して損害が発⽣した場合

第22条 債権譲渡

当法⼈は、申込者に⼀定の期間利⽤料⾦の不払い等の事情がある場合は、申込者に対し有する利⽤料⾦その他の債権を、法務省の営業許可を得た債権管理回収業者に譲渡することができるものとします。

第23条 個⼈情報

  • 当法⼈は、本サービスに関して提供いただく「申込者」、「利⽤者」、「連絡者」の個⼈情報を、当法⼈ホームページに掲載する「個⼈情報保護⽅針」に基づき、適切に取り扱うものとします。

  • 上記個⼈情報は、以下の利⽤⽬的にのみ利⽤するものとし、これら⽬的以外には利⽤しません。

    • 本サービスの案内

    • 本サービスの提供・維持管理

    • 本サービスの運営管理

    • 本サービスの充実

    • その他本サービスに関連・付随する業務

  • 当法⼈は、本サービスによって知り得た本サービスの申込者、利⽤者、報告者ならびにその関係者の個⼈情報について、本条の規定に基づく提供の場合、および当該情報提供者より別途同意を取得している場合を除き、当該情報提供者以外の第三者に対し、法令に基づく正当な理由なく開⽰せず、秘密を保持する義務を負います。ただし、第25条(第三者による本サービスの提供)に基づいて本サービスの提供義務を第三者に委託した場合、個⼈情報を当該委託先に開⽰することができることとします。

第24条 本サービス情報の利活⽤

  • 本サービス情報とは、本サービス提供プロセスで申込者・利⽤者同意の上で取得した情報です。

  • この本サービス情報を、個⼈を特定できない(匿名性の担保)形式に加⼯したうえで、マーケティング分析及び商品開発、社会問題解決等の研究に利活⽤します。

  • これら利活⽤のための分析、研究、開発は、提携先(⼤学等研究機関・⾏政機関・NPO法⼈・⺠間企業等)と⾏う場合があります。共同利活⽤の際は、提携先に対し、⽬的外の利⽤、第三者への提供ならびに、⽅法の如何を問わず、Tayory利⽤者の特定を⾏わないよう、書⾯により義務付けます。

  • 分析後のデータを、提携先(⼤学等研究機関・⾏政機関・NPO法⼈・⺠間企業等)に、有償または無償で提供する場合があります。提供先に対し、⽬的外の利⽤、第三者への提供ならびに、⽅法の如何を問わず、Tayory利⽤者の特定を⾏わないよう、書⾯により義務付けます。

  • 利活⽤は、委託により⾏う場合があります。委託の際は、委託先に対し、⽬的外の利⽤、第三者への提供ならびに、⽅法の如何を問わず、Tayory利⽤者の特定を⾏わないよう、契約により義務付けます。

  • 本規約の同意をもって、本サービス情報の利活⽤への申込者及び利⽤者の同意とみなします。

  • 但し、申込者・利⽤者から同意いただけない場合は、本サービス情報の利活⽤は⾏いません。

第25条 第三者による本サービスの提供

当法⼈は、本サービスの提供義務の全部または⼀部を第三者に委託することができるものとします。

第26条 規約の変更

  • 当法⼈は、申込者、利⽤者、連絡者に事前に通知することなく本規約を変更することがあります。この場合、本サービスの利⽤条件は変更後の規約によります。

  • 変更後の規約は、ホームページ上に掲載した時点より効⼒が⽣じるものとします。

第27条 合意管轄裁判所

申込者、利⽤者、連絡者と当法⼈との間で訴訟の必要が⽣じた場合、当法⼈地を管轄する前橋地⽅裁判所を第⼀審の専属的合意管轄裁判所とします。

附則
本利⽤規約は令和3年4⽉1⽇から施⾏する。